ホワイトニングをセルフでしたくなる気持ちを高めてくれるけれど・・・
結論から言うと、歯を白くする成分が使われているもの、
象牙質から白くしていく効果があるものは
歯科医院・医療機関でしか扱えない薬剤です
アメリカでは自己責任という考えのもとに
元々医療費が超高額でクリニックへかかれない人が多いため
強い薬でもドラッグストアで買えるものもあります。
一般的なので個人がネットで買って使えるものはあるのですが
日本では自己責任という事の範囲が狭いので
強い医薬品レベルの薬は 一般で扱えません。
有名どころ、ク〇ストのホワイトニングシート
何故か アマゾンでは買えません。
名前を検索しても 商品がでてこない。あのアマゾンさんで!
これ、医師法・薬事法で ひっかかるから
アマゾンが流通を制限しているんだと思います。
シート状のホワイトニングを院長も試した事がありますが
歯に上手く貼り付けられず
べろべろして ビニールシートと薬剤を飲み込む危険性あり。
人によっては窒息の恐れも。、、!?
歯科医をしていると想定外の事を起こしてくる方がたを
結構見るので。。。心配になります。
お手軽感・割安感を書いていますが
何かがあった時の対処は。。お決まりの。。。
「医師・歯科医師にご相談ください」
なんでしょう。。(+_+) ホント コマルヨ。
マウスピースを作ってのホームホワイトニングの方が安全です。
但し書きの読み方
ホワイトニング(漂白)効果がないものの場合
但し書きにはほぼ
「オリジナルの白さに!」 ← 表面についた汚れを取るという意味
「自然な白さに!」←歯科のホワイトニングが不自然になるかのような表現
尚且つ 元の自分の歯の色(自然な白さ)に戻るだけの事を言っています。
笑ったのが
差し歯の写真を歯科医院のホワイトニングとして
掲載しているものまであります。
どこにも「オリジナルを越えた白さ」 という表現はありません。
それができる・但し書きで書けるのは
歯科医院のホワイトニングだけだからです。
オリジナルを越えた白になりたい人は良く考えて。
ホワイトニング=天然の歯をオリジナルの歯より白くする
ということを求めている人は ぜひぜひ、考えてください。
ちゃんと見極めてください。。。
ホワイトニングが注目されていて売れる!と思って
昨日まで医療機関でもなんでもなかったところが
急に取り入れ始める事について。
専門家ではない人達が急に始めることができるということは。。。。
一般人がどこでも買える 歯磨き粉レベルだということに。。。
少し書き方は厳しくなりましたが事実です
歯への意識が高まる事は おおいに結構です。
歯を磨くことに対して 歯磨き粉を選ぶ、選別する こだわるということも
大変 良い事だと思います。
でも
「歯磨き粉では 皆さんが想像しているホワイトニングはできません!!!」
これだけは覚えておいてください。
歯磨き粉=汚れを落とす ということで
歯の漂白をして オリジナルを越えた白にする ということではありません。