ホワイトニングの本来の目的とは・・?
ホワイトニングというと「歯を白くする」ことだけがメインだと思われますか??もちろん ホワイトニングの結果として歯が白くなるのですが
もともと 「何が本当の望み」だったでしょう?
じ~~っと考えていくと 恐らく
「自分の歯を白くして見た目を良くし、自分で鏡を見た時にも満足な笑顔になりたい」
からなのでは?と思うのです。
笑顔に満足できる口元になるには条件とステップがある
①白い歯
口元の主役は 歯。
顔と調和した綺麗な歯並びに白い歯+ピンクの健康的な歯茎
これが最強の組み合わせです。
歯並びが良くても 歯が黄色では少し残念ですし
骨格に合っていない歯の大きさだと獅子舞みたいになります。
歯が白く、歯並びが良くても ブラックトライアングルというスキマができていると
老けた印象になり、不健康な様子になります。
どれが欠けても 美しい口元には少し足りなくなります。
この中で 一番改善しやすいのが
白い歯
です。ホワイトニングで簡単に手に入れられます。
施術している側の実感として
多少(本当に少しのレベル)であれば
白い歯になることで 歯並びもまとまって見えます。
それから もっと気になってくるようであれば矯正や次のステップを考えてもいいのかな?と思います。
予防予防と叫んでも 実感がないものには皆さん興味がわかない
歯科で一番大切な事は 「予防」であることは周知の事実です
しかし
予防予防と言っても なぜこれだけ予防が定着しないんでしょうか?
様々な原因はありますが
予防をしっかりしてくださる方の傾向は
自分の歯を失って初めて気づく
または
自分が虫歯で苦労して初めて本腰を入れる
このように 「恐怖から予防を取り組むようになった」人が大多数です。
何でもない健康で不自由がない人は ま、いいか。で予防のメンテナンスに来られない方がほとんどです。
自分の歯で一生美味しく健康的に美しく過ごすことができる事は最大の喜びです。
訪問診療で寝たきりの方や在宅介護されている方がたからよく聞いたことです。
「後悔しているのはもっと歯を大事にすればよかったよ・・・」
「太巻きが ガブリと食べたいね・・・」
「孫や子供には歯で苦労させたくないよ・・・」
一日の楽しみの大半が 食 になる年齢になった時に 歯で苦労する。。。。。
皆さん口々におっしゃいます。
若い方々は その苦労を実感していないですし
実感するころにまで放置していると正直な話 「後戻りしにくい」状態です。
ですので ホワイトニングをしていて一番実感するのが
歯を白くすると 歯に意識が向き、一生懸命美しい状態をキープしてくれるようになる
です。 白く綺麗になったものを汚したくないですものね。
それがめぐりめぐって
「楽しみながら 虫歯・歯周病予防もできる」 という状態になります。
これが 嬉しいおまけです。
ホワイトニングだと歯科医院へ行くハードルが低い
虫歯治療で歯医者さんへ行く。。。。 楽しみでしょうか?
痛いかも。。
歯科検診でも虫歯を見つけられてその場で削られたらどうしよう・。。。
不安が大きく 足が遠のいてしまうと思います。
しかし ホワイトニングであれば 目的は「歯を白くする」ですので
治療の話をいきなりされることもないですし
カウンセリングや 通われているうちに
気軽に歯のご相談もしていただけるようになると思います。
ワンステップクッションとして しばらく歯のクリーニング等もしていないな・・・という方は
ホワイトニングをしてみるのはいかがでしょう?
「汚れた歯を見せてすみません」とおっしゃる方も多くいらっしゃいますが
良いんです。歯科医院はそれを 美しくするのが仕事ですので
美容室で「髪の毛切ってもらって申し訳ございません」と言いませんよね?
そのような気楽な気持ちで受けていただけると 嬉しいです。
何よりも
虫歯や歯周病、口元の見た目で 悩む方が少なくなることが
私たち歯科医の願いですから。